「墨汁一滴」の名前の由来

石ノ森萬画館内にあるグッズショップ「墨汁一滴」の名前は、1998年(平成10年)4月19日に石巻市内にオープンした「墨汁一滴・ギャラリーM」から引き継いだ名称です。


 

(画像)現在、Common-Ship橋通りがある場所にあった「墨汁一滴・ギャラリーM」



ここは、地元の有志達の団体「マンガランド構想をみんなで広げる会」が、マンガを活かした街づくりを市民の力でバックアップしたいという思いから立ち上げたコミュニティスペースとなっていました。
  後に萬画館を運営していく「街づくりまんぼう」もここでの人と人との交流が原点となり設立されました。
そして2001年7月、待望の石ノ森萬画館が開館し、それ以降、「萬画」をキーワードに、石巻の中心市街地(石巻マンガロード)や石ノ森萬画館では様々な取り組みが行われてきました。

言い換えれば、当時から現在に至る萬画館そして石巻のまちなかの萬画を活かした多くの取り組みや様々な方々の想いの原点がこの「墨汁一滴」なのです!!
   
    ちなみにこの「墨汁一滴」の名称は石ノ森先生の高校時代に描いた同人誌「墨汁一滴」採用しており、名付け親は漫画家の水島新司先生です。

またロゴの文字は漫画家の矢口高雄先生の書き下ろしとなっております。

当時、漫画家の里中満智子先生が、平成9年(1997年)の末、病床に伏していた石ノ森先生に報告に行ったところ、石ノ森先生は大変喜んでくれたそうです。

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